今の時期に見る「ひやおろし」「秋あがり」、なんとなく分かりそうではっきりしないと言う方がいらっしゃいます。
「ひやおろし」は冬に出来たお酒を絞って、「火入れ」して「ひと夏熟成」させて「冷えたそのままで瓶詰め」するんです。作業的には「生詰め」と言います。
「秋あがり」は冬に出来たお酒をしぼって、「冷たい生」のまま「ひと夏熟成」させて「火入れして瓶詰め」するんです。作業的には「生貯蔵」と言います。
一般的なお酒は冬に出来たお酒をしぼって、「火入れ」してタンクに移し、出荷時に「火入れ」して瓶詰めします。なので2回加熱処理して酒質の安定を図っています。
2回火入れをする一般的なお酒と比べますと、「ひやおろし」「秋あがり」はどちらも「1回火入れ」の「半生状態」で、「どの時点で火入れするか」が違うんですね。
2回火入れのお酒を、お魚で例えると「缶詰」「焼き魚」「煮魚」
火入れしない「生酒」は「お刺身」
1回火入れは、表面を炙って中がレアな「カツオのタタキ」状態ですね。
ざっくりですが、伝われば有り難いです~(^-^;
で、本題。獅子の里さんの「秋あがり」が2種類発売されています。
①純米吟醸 絆 秋あがり 1.8L¥3854. 720ml¥1927.
酒米「雄町」「八反錦」を使用し、軽やかな吟醸香とまろやかな味わい。食事に合うよう程よい辛さもありましたし、何より酸がキレイ!日本酒が醸す「コハク酸・リンゴ酸等の有機酸」があるから引き締まってキレ良くなるんです。
②純米酒 Oryzae(オリゼー)秋あがり 1.8L¥2754. 720ml¥1427.
酒米「八反錦」100%使用。ほんのりと爽やかな香りがあり、お米由来のふくよかな旨味・甘味が広がって、はい鮮やかな酸が引き締めます。脂ののった食材、こってり味のお料理のキレを良くしてくれる食中酒です。これが止まんないんですよ(≧▽≦)
飲食店さんでも人気の商品です。どうぞお楽しみください♪
長々読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m